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【アラサー女子、本を読む】価値観が変わる本5選!本好きのおすすめ

mumi

こんにちは、mumiです。良い本との出会いは視野が広がり、
人生を豊かにしてくれますよね。
今日は読んだことで新しい価値観に出会える本を5冊紹介します!

目次

『この恋は世界でいちばん美しい雨』宇山佳佑

【あらすじ】駆け出しの建築家・誠とカフェで働く日菜。雨がきっかけで恋に落ちた二人は、鎌倉の海辺の街で同棲中。いつか日菜に「夢の家」を建ててあげたいと願う誠だが、ある雨の日、二人は事故で瀕死の重傷を追う。”案内人”と名乗る男女の提案によって誠と日菜は二人で20年の余命を授かり、生き返ることに。しかしそれは、愛し合う二人が互いの命を奪い合う過酷で切ない日々の始まりだった。

「ライフシェアリング」というシステムにより、誠と日菜は20年の余命を分け合いながら生き返ることを選択します。もちろん、夢を叶えたい思いや自分達なら仲良くやっていけるという自信もあり、2人に迷う余地はなかったのだと思います。しかし、以前はお互いに相手の喜ぶことを第一に思い合う仲だったのに、相手の幸福が自分を追い詰め、自分の幸福もまた相手を追い詰めてしまうという条件により、関係性は徐々にかわっていく様は読んでいて苦しいものでした。大好きな人を、自分が生きていることによって苦しめてしまう。その葛藤をお互いが抱えて過ごす時間は決して楽しい日々とは言えず、最後に二人が出した答えに涙が止まりませんでした。大切な人のために自分はどこまで自分を犠牲にすることができるのか、または犠牲とも思わないのかハッと考えさせられる作品でした。

『最後の医者は桜を見上げて君を想う』二宮敦人

【あらすじ】あなたの余命は半年です。病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは?究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか?それぞれの生き様を通して描かれる、眩いほどの人生の光。息を呑む衝撃と感動の医療ドラマ誕生!

どんな絶望的な状況でも奇跡を信じて、治療をすることこそが患者のためだとする福原、苦しい治療を経ても完治の見込みがないのであれば、余命を受け入れて残りの時間自分の思うように生きる選択肢を与えることが大切だと考える「死神」桐子。どちらのスタンスにも理解を示しながらも患者と一緒に悩むことしかできないと嘆く音原。同期3人の考えは、どれも正しくまたどれも違っているのかもしれないと思ってしまいました。自分の余命がわずかだと知ったとき、最期はどう迎えたいのか、改めて考えさせられました。残された家族のために少しでも長く生きるべきなのか、完治の見込みがないのであれば治療費や看病の負担をかけたくないと思うのか。どんな決断をするのかはその瞬間までわからないけれど、「自分らしく生きる」ことが謳われる今、「自分らしく死ぬ」こともまた大切なことのように思えました。

『ドリルを売るには穴を売れ』佐藤義典

【概要】著者の佐藤義典さんは「マーケティング脳トレーナー」を名乗っているマーケティングのプロ。そんなプロがマーケティングの基礎を丁寧に解説してくれている1冊。閉店の危機にあるイタリアンレストランを舞台に、主人公のうれたま(売多真子)が、いとこの勝にマーケティングのいろはを教わりながら、なんとかして再起しようと奮闘するストーリー仕立てになっており、物語として楽しむこともできる。また、ストーリーと解説が交互に読める構成になっているため、ストーリーを読んだ後の解説は頭に入ってきやすい。一見難しく感じてしまうマーケティングの入門にもってこいの本になっている。

マーケティングのマの字も知らない私がこの本を手にとったのは、他でもない、たまたま開いたのが物語のページだったから(笑)こんな小説みたいな感じならサクサク読めるじゃん!と足取り軽く家に帰ったわけです。読み始めてから、あれ、物語だけじゃないと気づいたのですが、そのときにはもう面白いと思っていたのでそのまま最後まで一気に読みました。タイトルに「ドリルを売るには穴を売れ」ありますが、今までの私がドリルを売るために思いつくことと言えば「機能性や価格など、何とかしてドリルの良さを知ってもらう」ことくらいでした。商品を選んでもらうための3つの軸(手軽軸・商品軸・密着軸)を始めとした差別化の必要性も、ストーリーの中で具体例に触れながら学ぶことができたのですんなり頭に入ってきました。主人公と一緒に成長している感覚を味わえるので、マーケティングに詳しくない方にこそ、ぜひ読んでいただきたい1冊です!

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平

【概要】「やりたいこと」「好きなこと」「得意なこと」この3つを軸に本当に自分のやりたいことを見つけられる本。「自分探し」は必要ない。非常にシンプルなメソッドながらも、難しく考えがちな頭を柔らかくほぐしてくれる。巻末特典として自己理解を深めるためのチャートや質問、リストが用意されており読みながら実践することで、より「やりたいこと」が見えてくる。

やりたいこと」「好きなこと」「得意なこと」。3つの軸は非常にシンプルでそれ自体に意外性はないものの、考える順番やかけ合わせ方については初めて目にするもので、今までの概念をひとつ掘り下げてくれたような感覚になりました。得意なことなんて何もない、と思っていても本文中の「あたりまえのようにできてしまうこと」から考えれば「え、こんなことも?」と言いたくなるような小さなものからたくさん見つけることができました。「やるべきこと」ばかりにとらわれがちな今、心からの「やりたいこと」に出会えるのはより人生を楽しくしてくれる気がします。自己分析とも自分探しとも異なる「やりたいこと探し」をぜひ多くの方に体験していただきたいです。

『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』森岡毅

【概要】2001年に開業し、初年度1100万人動員という華々しいスタートを切りながらも、その後集客数の低迷に落ち込んだUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)。仮装ハロウィンや後ろ向きに走るジェットコースターなど、次々と新しいアイデアを形に見事V字回復を遂げた裏には、考えることを諦めないCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)森岡毅の存在があった。

こちらも天才マーケターの方が書かれたマーケティングの基礎が分かる本になります。が、森岡さんの自叙伝を読んでいるような気持ちになります。読みながらプロジェクトXが脳内再生されるほどドラマチックなお話だなあと思いました。たまたま森岡さんをTVで拝見したとき、柔らかい口調でわかりやすく説明されているのを見て思わず気になってしまったのがこの本を読むきっかけでした。数学がとにかく好きという森岡さんの本をとにかく数学が苦手な私に理解できるのか甚だ不安でしたが、そんな心配はありませんでした。数学的フレームワークの際はわかりやすい図解付きでの説明になっているんです。「原因を追求するには、すべての要素を足して100になるようにしなくてはならない」という一節に文系脳のわたしは目からうろこポロポロでした。また、目標を戦略→戦術へと落とし込むフローも非常にわかりやすくまとめられています。ただのマーケティング本ではなく、アイデアを思いつくまでの考える過程についても勉強になる本でした。

mumi

以上、価値観が変わった本5選でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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